2025/06/18 01:18

「日本の渓流釣りに最適な偏光グラスとは」

をコンセプトに究極の渓流釣り用の偏光グラスとして誕生した『Vulcan バルカン』
前回のフレーム編に続いて今回はレンズに関して綴りたいと思います。


第一弾のIzanamiの記事でも詳しくご紹介させていただきましたOWL MILSのレンズの話

ちょっとおさらいすると・・・
OWL MILSの作るMILS LENSは高い加工技術により作られた薄くて軽く、歪の無いポリカーボネートレンズであることが特徴。
そして、色彩のコントラストを高めるハイコントラストレンズと日本製の最高級偏光膜を組み合わせているハイスペックレンズです。

これは釣りにおいても、バリっと鮮やかな視界と水面の反射を抑え水中の様子を見やすくしてくれるということ。

そんなMILS LENSの中で可視透過率が最も高いBrightは、上の写真にもあるようにハイコントラストレンズの性能をキープした状態で、最も明るいレンズカラーを採用しています。
これにより山々の合間、深く切れ込んだ渓流を釣りあがるのに特化したスペシャルレンズと言えるでしょう。


そして、今回新しく開発したレンズが『Olive glow オリーブグロー』
これは、Brightでは少し明るすぎるかな?と思える日中の開けた河川や本流、湖などでの使用を考慮して作られたレンズです。

もちろんハイコントラスト+偏光膜というMILS LENSの基本性能をベースに、フラッシュミラーという薄いミラー加工をプラスしました。
レンズカラーは、暖色系に振って透過率はやや抑えめ
とは言っても暗いというわけでなく、フラッシュミラー加工とレンズカラーにより眩しさを抑えることで鮮明な視界を確保してくれます。

去年開発にあたり本州の渓流から北海道の雄大な河川など、色々なシーンでこのレンズをテストしましたが、とても満足のいく結果が得られました。
特に設定どおり日差しの強い日や開けた河川では、眩しさを抑えつつ多くの情報を視界から得られることを実感。
もちろん水中も様子も把握しやすいことは言うまでもありません。

そして10月の北海道を2週間ほど釣り歩いた際は、紅葉が始まった時期ということもあり、木々がグッと鮮やかに見えて思い出深い旅となりました。
大自然の中で同じ時間を過ごすのであれば釣果以外にも、自然の美しさを感じる時間も楽しみたいですよね!
そういった意味では、夏はBrightを通してみる世界が好きですし、秋はOlive glowを通してみる世界がとても綺麗だなと感じました。

また、このOlive glowは車の運転にもピッタリなレンズ。
ドライブの時に偏光グラスを掛けると路面からの乱反射を抑えてくれますし、対向車のフロントガラスの反射も抑え相手の目線も見えるので安全運転にも一役買ってくれます。

さらに冬のバックカントリーでも使用してみたところ、雪面の起伏が良く見えることがわかりました。
もちろん滑走時にはゴーグルじゃないと風圧で目が開けてられませんから、このレンズの活躍したシーンはハイクアップの時です。
ピーカンの稜線歩きはもちろん、そこに至る樹林帯でも眩しさを程よく抑えつつ明るくクリアーな視界。
そして、難しいシチュエーションであるフラットライトコンディションでも雪面の変化が見やすく安全なハイクをサポートしてくれました。
そう考えると冬山登山にもVulcan / Olive glowは、お勧めできるサングラスと言えるかもしれませんね。


ということで総評すると

Brightは、急峻な日本らしい渓流の遡行にオススメのスペシャルレンズ

Olive glowは、釣りにはもちろん、それ以外にもオールマイティーに使えるマルチパーパスレンズ

と言ったところでしょうか。

シーンに合わせて選べるようになったレンズとスタイリングに合わせて選べるフレームカラー
充実したラインナップのVulcanで、素晴らしい趣味の時間の情景を眼に焼き付けてください。